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「最も深い海洋科学掘削:Deepest scientific ocean drilling」ギネス世界記録™認定について

  • inouenanami
  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:14 分前

「ちきゅう」で達成した総ドリルパイプ長7,906mが、「最も深い海洋科学掘削」として ギネス世界記録™(以下、ギネス世界記録)に認定されました。



2025年 9月 24日

国立研究開発法人海洋研究開発機構

日本マントル・クエスト株式会社



 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)(以下、「海洋研究開発機構」)と日本マントルクエスト株式会社(代表取締役社長 石黒裕康)は地球深部探査船「ちきゅう」を用いた国際深海科学掘削計画(IODP※1: International Ocean Discovery Program)のIODP第405次研究航海「日本海溝巨大地震・津波発生過程の時空間変化の追跡(JTRACK: Tracking Tsunamigenic Slip Across the Japan Trench)」掘削同時検層※2において、総ドリルパイプ長が7,906mに達し、「最も深い海洋科学掘削」として、世界最長記録を樹立しました(2024年12月20日既報)。


 この記録は海洋研究開発機構と「ちきゅう」を運航する日本マントル・クエスト株式会社の連携による高い技術力の証明であり、本日ギネス世界記録に認定され、認定証の授与を受けましたのでお知らせいたします。

 

お問い合わせ先:

 国立研究開発法人海洋研究開発機構

(IODP及び本航海について)

研究プラットフォーム運用部門 地球深部探査船運用部

(報道担当)

企画部門 海洋科学技術戦略部報道室

E-Mail: press@jamstec.go.jp   電話:045-778-5690

【用語解説】

 

※1 国際深海科学掘削計画(IODP):2013年10月から開始された多国間科学研究協力プロジェクト。日本(地球深部探査船「ちきゅう」)、アメリカ(ジョイデス・レゾリューション号)、ヨーロッパ(特定任務掘削船)がそれぞれ提供する掘削船を用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動、地球内部構造、地殻内生命圏等の解明を目的とした研究を行っている。IODPは2024年9月で終了したが、2025年からは新たに国際海洋科学掘削計画(International Ocean Drilling Programme:IODP3)として日欧を中心としたプロジェクトが始まっている。

 

※2 掘削同時検層:ドリルパイプの先端近くに各種物理計測センサーを搭載し、掘削作業と同時に現場での地層物性の計測を行う調査のこと。

 


 
 
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